「大学に行くメリットはあるの?」「高卒と大卒では生涯年収が変わってくるの?」
と疑問に思っていませんか?
大学に行くメリットはさまざまですが、一番は生涯にもらえる給料が変わってきます。
その差額で老後の資金2000万円問題は解決できるのでは?
と思うほどです。
この記事では
・大学に行くメリット、デメリット
・大学に行くのがおすすめな人
・大学ではなく就職がおすすめな人
これらを徹底解説しています。
現在、進学をしようか迷っている方はぜひ最後までご覧ください。
まずは大学に行くメリットから解説していきます。
人によってさまざまですが、多くの人が当てはまる内容になっているので要チェックです。
大学に進学することにより、人脈が広がります。
人脈が広がることで何かあった時の手助けをしてもらえるでしょう。
一緒にいろんなことを学ぶことによって、絆が生まれ一生の付き合いができる友人もできるはずです。
何かわからないことがあったらお互いに助け合うことができます。
また大学の先生と良好な関係を築いておくことで、就職活動の際に良い企業を優先して紹介してくれる可能性もあります。
進学後は人脈を広げるためにもアルバイトやサークルで横だけでなく、縦の繋がりも意識して行動しておくことがおすすめです。
大学に進学すると最低でも4年間は時間を確保できます。
特に現状やりたいことが見つからない高校生は必見です。
時間を作ることで、興味があることができたり、学びたいことが増えたりとメリットが多く存在します。
またアルバイトに行くことで、そこから派生させて就職をしたり、そのまま就職したりする人も多いです。
今後何をしようか迷っている高校生は1度進学を検討してみてはいかがでしょうか?
進学をすることで、専門的知識を学ぶことができます。
専門的知識を学ぶことで、就職活動を優位に進めることができたり、資格が取得できたりとメリットがさまざまです。
資格を取得することで、就職はもちろん、転職する際の武器にもなります。
1度取得すれば一生もののスキルになるので覚えておきましょう。
ただ資格の中には随時更新をしなくてはならない物もあるので、注意が必要です。
大学を卒業しなくては入社できない会社は非常に多いです。
特に大手企業ともなると、4年制大学の卒業がマストになってきます。
とにかく大企業に就職を考えている方は、進学を検討しましょう。
進学をすることで、自身のやりたいことが見つかるきっかけにもなります。
生涯年収は高卒よりも大卒の方が高いです。
文部科学省『学校基本調査(確定値)』によると、2021年度の大学進学率は54.9%で過去最高を記録。短期大学と専門学校を含む進学率は83.8%になります。
同級生の8割強が進学し、過半数が大学に進学するわけですから、特に目的がなくても「とりあえず大学にいっておくか」というのが、良くも悪くもいまどきの本流です。
またしなくてもいい苦労はしないほうがいいと、大学進学を勧める親も多いでしょう。
厚生労働省『令和3年賃金構造基本統計調査』によると、同じ男性・正社員でも、高卒の平均給与(所定内給与額)は月30.5万円、年収は推定500万円(平均年齢44.4歳)。
一方大卒は、月39.4万円、年収は推定647万円。
学校卒から60歳まで働いた時の生涯給与は、高卒の場合、4年のアドバンテージがあっても、最終的に2,000万円を超える差があります。
2,000万円といったら「老後資金2,000万円不足問題」とよく聞くように、老後の安心をどうにかできる金額。これだけの差がつくなら、親としては子どもに大学進学を望むのも無理のない話です。
生涯年収をより多く稼ぎたいという方は大学に進学することをおすすめします。
続いては大学に進学する際に考えられるデメリットについて解説していきます。
大学に進学すると学費がかかります。
大学進学の際にかかる費用は下記のとおりです。
あくまでも平均値になりますが、参考にしてください。
学校種 | 授業料 | 入学料 | 施設整備費 | 合計額 |
■ 大学 | ||||
国立 | 535,800円 | 282,000円 | - | 817,800円 |
公立 | 538,734円 | 229,365円(地域内) | - | 768,099円(地域内) |
392,391円(地域外) | 931,125円(地域外) | |||
私立 | 911,716円 | 248,813円 | 180,914円 | 1,340,723円 |
■ 短期大学 | ||||
公立 | 387,729円 | 128,714円(地域内) | - | 516,443円(地域内) |
220,514円(地域外) | 608,243円(地域外) | |||
私立 | 703,349円 | 239,058円 |
※出典:文部科学省資料 2020年度学生納付金調査結果
額面だけをみると「こんなの払えるわけがない」と思ってしまいがちですが、現在は奨学金制度があるので、現在支払いができないという方でも安心です。
ただ先ほども説明した生涯年収を見比べてみても、大学に通うことで貰える額が違ってきます。
大卒であれば、学費は元を取れそうですね。
進学する際、必ず入試があります。
入試には筆記試験や面接など、進学先によってさまざまですが、これをクリアしないことには前に進むことができません。
そのため進学したい大学がどの程度の試験なのか、難易度なのか知っておく必要があります。
難易度を知る手段として偏差値を確認するようにしましょう。
偏差値は、試験で獲得した点数が平均点と比べたときどのあたりに位置するかを示す数値です。自分の実力を客観的に把握できる数値であり、それが大学のレベルを表す数値としても使われています。ここでは「自分の実力」という観点で話を進めていくことにしましょう。
例えば、英語のテストで100点満点中80点を取ったとします。点数だけを見るなら、かなり好成績に思えます。しかし、内容がやさしくほかの人も高い得点を獲得していたとするとどうなるでしょうか。平均点が85点ということもあるかもしれません。そうなると、80点を取ったにもかかわらず、平均点よりも下の成績ということになってしまいます。
一方、テストがとても難しく平均点が65点だったとしたらどうなるでしょうか。
平均点65点で80点なら、かなりいい点数を取ったと判断できます。
つまり、取った点数だけでは、自分の実力を客観的に判断することができないということです。
そこで、全体における自分の位置や実力を知る指標として偏差値が考え出されました。
偏差値では、平均点が偏差値50になります。
偏差値が50より高ければ平均点以上に位置している、50より低ければ平均点以下に位置しているということです。
先ほど例に出した英語のテストでいえば、点数は同じ80点でも平均点が85点なら偏差値は50より下、平均点が65点なら偏差値は50より上の数値になります。
偏差値50を取ったとき自分がどのくらいの位置にいるかは、パーセンテージで知ることができます。偏差値50は最上位からの割合が50%のところに位置し、100人の受験者がいたとすれば順位は50位です。ちょうど真ん中ということになります。
ちなみに、偏差値65は最上位から6.68%。受験者を100人と仮定すれば順位は単純に考えると6.68位ということになります。
偏差値40の場合は最上位から84.18%の割合で、100人いれば84.18位ということです。
実際に6.68位や84.18位という小数点つきの順位はありませんが、考え方として覚えておきましょう。
続いては大学に行くのがおすすめな人を紹介していきます。
当てはまる方はぜひ進学を検討してみてください。
専門的分野を学びたい人、高校で学び足りなかった人には進学は大変おすすめです。
大学によって学べる教材や科目はさまざまですが、自分が学びたい学科のある大学を選択しましょう。
現在大学の学科には下記の種類があるので、自身が学びたい学科がないか1度目を通してみましょう。
文学部
教育学部
社会学部
人間科学部
心理学部
外国語学部
国際学部
法学部
経済学部
経営学部
商学部
理学部
工学部
情報学部
医学部
薬学部
歯学部
看護学部
保健学部
福祉学部
獣医学部
生物学部
農学部
栄養学部
家政学部
美術学部
体育学部
音楽学部
将来の夢が見つからない人にとって進学は大変おすすめです。
進学をすることで、多くの人と出会うことが期待できます。
その分、夢を持った友人や先輩に感化され自分も何か好きなことや興味のあることに挑戦をしようという気持ちにさせてくれるでしょう。
やりたいことが見つからない場合は、進学をして時間を確保するのも1つの手です。
大学生活は人生の夏休みだ!このような考えもあるように、キャンパスライフは大変楽しいことやイベントが多いです。
とにかく華やかなキャンパスライフを送りたいから進学をするという方も多いでしょう。
進学ではなく就職がおすすめな人を紹介していきます。
とにかく早くお金を稼いでいきたい人や家族を持ちたい人にとっては高卒で就職を考えた方が良いでしょう。
勉強が苦手。。。という方は進学は向いていないかも知れません。
ただその度合いにもよると思うので、自身が進学をしたいというのであれば、まずは模擬試験を受けてみて検討してみてはいかがでしょうか?
模擬試験で自身の実力を知るのもおすすめです。
大学に進学するメリットはさまざまです。
悩んでいる際はオープンキャンパスに足を運んだり、気になる大学に資料請求をしてみるのもおすすめです。
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