学生時代に将来の事を考えて決断するには少し難しく、どんな決断をしたらいいのか悩む時期でもあり多くの人が通る道です。
実際に行きたい大学がなくて、困っている方も多いでしょう。
進路を決めないといけない時間がどんどん短くなって焦りも感じると思いますが、焦るほど視野が狭くなり余裕もなくなって後悔してしまう場合もあります。大学に入ってからでも将来を考える時間は多くあるからです。
どこの大学へ行くのかではなく、自分が将来何をしたいかを基準に大学を選ぶ方が失敗しない決断方法と言えます。
この記事を読んで行きたい大学を見つけたり、進路に向けて少しでもヒントを持っていただけたら幸いです。
高校生でも進路先に悩んでいる方が多く心情として抽象的な考えが多く3つの例があげられます。
実際に細かく考えておらず悩んでいる方はこのような事例が多く存在しています。
時間が無くて焦って決めようとするほど視野が狭くなり後悔をする判断をしてしまう危険性もありますが、焦る必要はありません。
どのように進路を決めたら良いか本記事で説明しています。
小学校から中学までは義務教育で最寄りの学校に行くことが多く、目的を明確に持っていなければ偏差値で決めた普通科の高校へ進学すると思います。目標がないのでそこから先の進路に困っているのではないでしょうか。
まだ義務教育から進歩したばかりで親の言う事に従ったり、友人と合わせたりして進路を決めた方も多くいるかと思いますが、大学や専門学校では授業内容が違うため自分に合わせた決断をする必要があるので悩みます。
やりたいことに向けて嫌いな事をする必要はありますが、最初からやりたくない事をする必要はないので複数ある進路の中からまずは選択肢を絞る事が決断しやすいとされています。
進路選びは人生の大きな節目であり、慎重に考えたいものですが、焦りや不安から「とりあえず」で決めてしまう高校生も少なくありません。特に近年は、SNS・YouTube・周囲の意見など、情報が多すぎることで“自分の軸”が見えにくくなり、誤った判断をして後悔するケースも増えています。
進路について悩むのは自然なことであり、むしろ悩むということは選択を真剣に考えている証拠です。しかし、そのプロセスで避けるべき“やってはいけないこと”を知らないと、選択肢を狭めたり、本来合っている道を見逃したりすることにもつながりかねません。
進路選びで特に陥りやすい3つの失敗について、最新の進路傾向も踏まえながら詳しく解説します。
なんとなくで進路を選んでしまう高校生は非常に多く、「友達が行くから」「家から近いから」「偏差値的にここでいいかも」という理由で決めてしまうことがあります。しかし、これらの理由は一見無難に見えても、本質的には“自分の価値基準”に基づいていないため、後からズレが生じやすいのが問題です。大学や専門学校での学びは長期間にわたり、さらに卒業後の進路にも直結します。
なんとなくの選択で進むと、「思っていた内容と違う」「興味が持てない」「勉強が苦痛」というミスマッチが起こり、最悪の場合は中退につながることもあります。また、学費や時間といったコストを考えると、後悔の度合いは大きくなります。選択する際には「自分が何に興味があり、どんな環境で成長できるのか」を考える必要があります。
たとえ小さな判断基準でも、自分で納得して選ぶというプロセスが大切です。曖昧な理由ではなく、確かな根拠をもって選ぶことで、後悔の可能性は大きく減らせます。
進路選びでは、親や先生、友達の意見が影響することは多いですが、他人の意見“だけ”で決めてしまうのは非常に危険です。人はそれぞれ価値観も得意・不得意も異なるため、他人が良いと思う進路が必ずしも自分に合うとは限りません。
特に親はあなたの将来を思って意見をくれますが、親の価値観や世代感覚は、現在の就職市場や働き方の潮流とズレている場合もあります。また、友達に合わせて進路を選ぶと、環境が変わった途端に孤独感を覚え、勉強へのモチベーションを失ってしまうケースもあります。他人の期待を優先してしまうと、自分の本音を見失い、進路への納得感や主体性が薄れてしまうことが最大のリスクです。
主体的に選べなかった進路は、後から「本当にこれで良かったのか?」という迷いが生まれやすく、満足度も大きく下がります。周囲の意見はあくまで“参考資料”として扱い、最終的な決断は自分の価値観に基づいて行うことが必要です。
最も多い進路選びの失敗のひとつが「情報不足」です。大学や専門学校の学びは、パンフレットや名前のイメージだけでは判断できません。カリキュラムの内容、授業のスタイル、資格取得のサポート、卒業後の進路など、知っておくべき点は数多くあります。
情報が足りないまま選んでしまうと、「思っていた授業内容と違う」「就職先が希望と合わない」「学生の雰囲気が合わなかった」など、入学後にミスマッチが起きやすくなります。また、業界研究が浅いまま職業を選ぶと、実際の業務とのギャップから早期離職につながることも珍しくありません。
情報不足を解消するには、Web情報だけでなく、オープンキャンパス、在学生の口コミ、実際の職場・企業説明会など、多角的な視点で調べることが大切です。情報を集めるというプロセス自体が、自分の興味の方向性を明確にしてくれるため、結果として後悔しにくい進路選びにつながります。
進路が決まらない、行きたい大学がない方に向けて参考にして頂きたい事があります。
まずは自分を分析する事です。自分は何が好きで何が嫌いなのかがキーワードで、好き嫌いは勉強では無く趣味や興味のあることを考えると決めやすくなります。
将来どのような事をして生活したいかなども進路を決めるヒントとなります。
例えば、お金持ちになりたい、海外で仕事がしたい、困っている人を助けたいなどまずは漠然的で良いので思い描く必要があります。
進路選択は人生のターニングポイントでもあり、ある程度の方向性を定める必要があるからです。
経済学の大学に入った後に自動車整備士になりたいと思えば、資格を取得するために専門学校に入り直す必要があり、編入はできますが初めから学び直すので数ヶ月から数年の時間を必要とし人より多くの努力をしなければ難しいです。
もしなりたい職業があり資格が必要な職であればその資格を取得できる学校へリサーチして進路を決めることができます。
日本財団が18歳の意識調査で東京都に上京したい理由を調査した所、進学したい大学や専門学校がある、将来の選択肢が多いなどの理由がありました。
どこの大学を出ても大学を卒業した資格は得られるので、特にやりたい事がなくて都会や住んでみたい地域があればそちらの大学を選ぶ方法もあります。
ですが、デメリットとして1人で生活をしなければならない、金銭的な余裕はあるのか、その地域に慣れる事はできるかなど悩み事が多くなります。
それらのストレスを学生時代に解消できればその地域で就職してからの生活も過ごしやすく就職で上京するより住んでいる時間が長いため馴染みやすいです。
地域性や特徴が自分に合っている場所は過ごしやすく幸福度も高くなっていきます。
高校生はどんな職業になりたいのかLINEリサーチが行った女子高校生と男子高校生のトップ10を紹介します。
女子高校生
男子高校生
順位は低いですが資格を必要とする職種で女性では栄養士、男性では公認会計士などがあげられています。アンケートの20%以上が決まっていない、分からないと回答しています。
毎年昇給されている国家公務員が1位で国家公務員試験に合格するとなれる職業です。
安定した職は人気がありますが、中には専門学校や大学で学ばないと慣れない職業でやりがいを求めている方も多くいるように思えます。
学歴や自分には無理と決めずまずはなりたい職業になるにはどんな資格が必要なのかリサーチし取得できる大学へ行くのも1つの方法です。
例えばですが、美容関係に興味があり詳しく調べてみると専門学校がおすすめされる事が多いですが、ネイリストや美容師だけが美容関係ではなくマーケティングなどでも関われる職業です。
マーケティングとは顧客が何を求めているのか探るために行う調査や分析、商品企画や開発をする仕事です。
様々な商品やサービスを扱うことができる魅力もあり、就職先の選択肢が広がる職でもあります。
そのマーケティングを学ぶ為にはマーケティング学科や経営学などに絞られるので学べる大学も絞られます。
なりたい職に必要なスキルや資格を学べる学部は近道で時間を無駄にすることなく最短で叶えることが可能です。
興味がある業界を調べる際にはどんな職だけではなく、どのような職が関わっているのか深くリサーチすることで可能性が広がっていきます。
学部の選択が違っても関連することが多いので行きたい大学も見つかりやすい傾向にあります。
なりたい業種や興味のある仕事があればそれに向かって大学や専門学校に入学する必要があります。少しでも興味があればそれらに向かって進むことも人生で、もしなりたい職業に慣れなくても必ず将来で役立つスキルです。
日本人の20代は平均転職回数は1回でやめることが悪い風潮がありますが、アメリカは平均10回以上の転職をします。
日本経済は30年以上も衰退しており海外に視野を向けるのも1つの手段とも言えます。
基準となる英語は必須ですが、学生のうちに海外を知れる経験は社会に出ても役立つので、もしやりたい事がなく少しでも海外に興味があれば交換留学がある大学に行くのもおすすめです。
日本で数年働いて日本で住む息苦しさややりたい事がなく、20代前半でマルタ島へ数ヶ月の留学を経験して感じたのがもっと早く世界を見ていればと思ったのが率直な感想です。
観光業で成り立っている国だったので世界から多くの人が集まっていてそれぞれ好きなように過ごしていました。
語学力はなく、初日から思っている事が通じず悔しい経験をし、学生の頃に英語を学習していたらなと感じる日々は、働いていた会社のキャリアを捨てて所有している車を売却してでも行く価値はあると感じた数ヶ月です。
大学を行かず海外へいく方法もありますが、就職をするのであれば学歴は目に見える信頼なので「絶対に自分で会社を立ち上げる」という意気込みが必要であまりおすすめはできません。
ですが、視野を広げたい、価値観を柔軟にしたい人は日本と違う景色を見る事をおすすめします。
とりあえず大卒資格が欲しいから近くのいける大学へ行くのも悪いことではありません。
就活する際に出身校を聞かれたり資格を持っているのか聞かれることもありますが、特殊な資格以外は取得するのに出身校の条件はありません。
通っている学部が法学部でなくても司法試験に受かれば弁護士になることができ、2021年に18歳と3ヶ月で司法試験に合格者が出た前例があります。
大学生になると関わる人が多くなり、自然と視野が広がるので自分のやりたいことに気付く時期もあり、勉学が全てではないと感じられる場所です。
行きたい大学がわからないと悩み苦しむのであれば近くの大学へ行って考えるのも1つの方法です。
身近な人とは家族や友人、学校の先生で、自分より身近にいる人達の方が自分のことを良く知っている事があります自分では気づいていない長所やスキルのアドバイスを貰って参考にすることもできます。
特に学校の先生は大学に出ているので偏差値や学びたい内容の学部を教えてもらえます。
身近に大学に通っていた経験がある人がいるのであれば、体験談や経験を聞き参考にする事もできます。
自分がしたことがない、体験したことがない事をするのは誰でも難しいので経験をしている方のアドバイスを素直に聞くことは大切です。
まずは自分を理解し分析することです。何が得意で何が苦手なのかを知る必要があります。
進路は人生の中でも大きなターニングポイントなので、なりたい職業ややりたいことの方向性を決め選択する事が近道となります。しかし、まだそこまで決まっていないという方は身近な人に相談して一緒に決める事もできるので1人で抱え込む必要はないです。焦る気持ちも分かりますが、逆に良くないので身近な人に話してみてください。
海外へ視野を向けてみたり出かけてどんな仕事をしているのか考える余裕も大事です。
まだ学生で人に頼ることも重要なので話し合い情報を集めていけば行きたい方向が見えてきます。